クラファン相談室 お悩み事典
CAMPFIRE公式パートナー

個人でクラウドファンディングはできる?準備の順番と注意点を解説

2026-08-21 | クラファン相談室
読むのにかかる時間 約6分
クラウドファンディングを始めてみたいけれど、有名人でもない個人が挑戦して本当にお金が集まるのか不安になっていませんか?
特別な実績がないと失敗するのではないかと考えて、最初の一歩を踏み出せずにいる方はとても多いです。
この記事では、個人でクラウドファンディングを始めるための具体的な手順と、知っておくべき現実を包み隠さずお伝えします。
読み終えるころには、自分が今なにから始めればよいのかが明確になります。

【結論】特別な実績がなくても、個人でクラファンは挑戦できます

クラファン相談室にも「SNSのフォロワーが少ない個人でもプロジェクトを実施できますか?」という質問が毎日のように届きます。
結論からお伝えすると、有名なインフルエンサーや実績のある企業でなくても、個人でクラウドファンディングに挑戦することは十分に可能です。
実際に、個人の特技を生かした作品づくりや、地域で小さなカフェを開くためのプロジェクトなど、個人が目標を達成した事例は数多く存在します。

ただし、知っておいていただきたい大切な事実があります。
それは、クラウドファンディングのサイトにページを公開しただけでは、勝手にお金が集まることはないということです。
インターネット上にページを置けば、全国の見知らぬ人が自然と集まって支援してくれるというイメージを持ちがちですが、現実はそれほど甘くありません。

特別な知名度がない個人が成功を収めるためには、思いつきでページを作るのではなく、正しい準備の順番を守ることが欠かせません。
特に、公開した初日にどれだけの応援を集められるかという事前準備が、成否を大きく分けることになります。

企画に合わせて選ぶ2つの掲載方式
企画に合わせて選ぶ2つの掲載方式

個人で始める前に知っておきたい手数料と「2つの方式」の仕組み

個人でプロジェクトを立ち上げる前に、お金の計算とプラットフォームの仕組みを正しく理解しておきましょう。
集まった資金がそのまま手元に入るわけではないため、事前の資金計画がとても大切になります。

たとえば大手のクラウドファンディングプラットフォームであるCAMPFIREの場合、All or Nothing方式での手数料は17%(サービス利用料12%+決済手数料5%、税別)となっています。
支援金からこの手数料が差し引かれ、さらにリターンの仕入れ値や配送費もかかるため、それらを見越した目標金額を設定する必要があります。

また、クラウドファンディングには大きく分けて2つの掲載方式があります。
企画の内容に合わせて、どちらの方式を選ぶかを決める必要があります。

ひとつ目は、All or Nothing(オール・オア・ナッシング)方式です。
この方式では、募集期間内に目標金額へ到達しなかった場合、集まった支援金を受け取ることができません。
支援者には全額が返金され、リターンの履行義務も発生しない仕組みです。
目標額が集まらなければ事業を開始できない店舗の開業や、一定の制作費用が絶対に必要となるモノづくりに向いています。

ふたつ目は、All In(オール・イン)方式です。
こちらは目標金額に届かなかった場合でも、1円以上の支援が集まればその資金を受け取ることができます。
目標の達成度合いにかかわらず、支援者に対して必ずリターンを届ける義務が発生します。
すでに実施が決まっているイベントの開催や、目標額に達しなくても自費を補填して必ず実行する企画に適した選び方です。

どちらの方式が自分の企画に合っているかを慎重に見極めることが、安全なプロジェクト運営への第一歩となります。

成功のカギは公開前!初心者がまず手をつけるべき5つの準備手順

クラウドファンディングの成否は、ページを公開する前の準備段階で約8割が決まると言っても言い過ぎではありません。
支援の多くは公開直後の数日間に集中する傾向があり、初動でどれだけ勢いを作れるかが成功への大きな分岐点になります。
ここでは、個人が初めて挑戦するときに辿るべき5つの準備手順を整理しました。

まず最初のステップは、届けたい相手とプロジェクトの目的を言葉にすることです。
「誰のどんな悩みを解決したいのか」「なぜ自分がこのプロジェクトを行うのか」をノートに書き出してみます。
自分自身の言葉で熱意を語れるようになることが、すべての土台になります。

次のステップは、必要な費用を計算して目標金額を決めることです。
達成したい計画に必要な実施費用に加えて、リターンの調達費、送料、プラットフォームの手数料を合算します。
自分が必要な金額を正確に把握しないまま見切り発車してしまうと、達成した後に赤字になってしまう危険があります。

3つ目のステップは、魅力的なリターン(返礼品)の設計です。
支援してくれた人にどんな感謝を形にして返すかを考えます。
商品そのものを届ける形だけでなく、お礼の手紙やイベントへの参加権など、個人だからこそ提供できる心のこもったリターンを用意するのが効果的です。
リターンの価格帯や種類については、既存の記事でも詳しく解説していますので参考にしてみてください。

クラウドファンディングのリターン価格帯と設計|成功する3つの型(/column/crowdfunding-return-price-design/)

4つ目のステップは、プロジェクトページの作成です。
文章と画像を使って、あなたの想いと企画の魅力をわかりやすく伝えます。
スマートフォンの画面で読む人が大半であるため、難しい専門用語は避けて、一目で内容が伝わる画像を用意することがポイントです。

最後のステップは、公開前の呼び水(事前告知)づくりです。
これが最も重要と言っても過言ではありません。
公開される前に、知人や友人、SNSのフォロワーなど身近な人へ「○月○日にクラファンに挑戦します」と個別に連絡を入れておきます。
あらかじめ応援してくれる人を集めておき、公開初日に支援が入る状態を作っておくことで、ページを見た第三者にも「盛り上がっている企画だ」という安心感を与えることができます。
初動の勢いを作るための事前準備については、以下の記事で具体的に紹介しています。

クラファン応援コメントの集め方|初動を伸ばす事前準備とコツ(/column/crowdfunding-support-comments-guide/)

正直に伝えます。個人でクラファンを実施しない方がいいケースとは?

クラファン相談室では、ご相談にお越しいただいた方全員にクラウドファンディングをおすすめしているわけではありません。
企画の内容や準備の状況によっては、実施しない方が良い場合もあるため、正直にお話しさせていただきます。

たとえば、身近な人への告知を一切行わず、プラットフォームからの自然なアクセスだけで支援を集めようと考えている場合です。
どれほど素晴らしい企画であっても、初動で誰も支援していないページに、見知らぬ人が最初のお金を投じるハードルは非常に高いと言えます。
知り合いにお願いDMを送ることに強い抵抗があり、周りへの働きかけを一切したくないと考えている場合は、目標達成が難しくなるのが現実です。
お願い文章の書き方に悩む方は、テンプレートを参考にしながら準備を進めるのも一つの方法です。

【例文あり】クラファンの支援お願いDM!コピペで使える文面(/column/crowdfunding-support-request-dm-examples/)

また、単なる「個人の生活費の補填」や「借金の返済」といった目的の場合も、クラウドファンディングには不向きです。
支援者が「応援したい」「このプロジェクトの未来を見たい」と感じられる共感要素や魅力的なリターンがない企画は、資金が集まりにくい傾向があります。

さらに、今すぐ現金が必要という緊急性の高いケースも注意が必要です。
クラウドファンディングは審査やページの作成、募集期間、集計から振込までに数か月単位の時間がかかります。
来週までに資金が必要というような状況であれば、銀行の融資や他の資金調達手段を検討することをおすすめします。

一人で悩まず、まずは「誰に届けたいか」を整理することから始めよう

個人でクラウドファンディングに挑戦することは、決して無理なことではありません。
知名度がなくても、正しい順番で丁寧に準備を重ねていけば、あなたの想いに共感してくれる仲間や支援者は必ず現れます。

最初から完璧なページを作ろうと意気込む必要はありません。
まずはパソコンに向かう前に、ノートを開いて「この企画を一番に伝えたい人は誰か」「応援してくれそうな知り合いは誰がいるか」を書き出してみてください。
身近な一人ひとりの顔を浮かべることから、クラウドファンディングの成功への道が始まります。

もし準備の進め方に迷ったり、自分の企画がクラファンに向いているか確かめたくなったりしたときは、クラファン相談室へ気軽にお話を聞かせにきてください。
fulfull株式会社が運営するクラファン相談室では、一人ひとりの状況に寄り添いながら、現実的で無理のない挑戦をサポートしています。

ひとりで抱えなくて、大丈夫です。

あなたの企画に合わせて、無料でご相談いただけます。
「いまは実施しない方がいい」と判断したら、正直にお伝えします。

無料個別相談を予約するオンライン30分・費用はかかりません まずは2分の成功力診断を試す

あわせて読みたい

クラウドファンディング失敗の理由とは?後悔しない準備手順初めてのクラウドファンディング成功の鍵!失敗しない準備の進め方