素敵な企画があっても、準備の順番を知らないままだと不安ばかりが大きくなってしまいますよね。
この記事では、公開までにやるべき具体的な手順と、スタートダッシュを切るために欠かせない事前準備について分かりやすく解説します。
何から手をつける?クラファン準備の不安に寄り添います
クラウドファンディング(クラファン)を始めたいと思ったとき、最初に何から始めればいいのか迷ってしまう方はとても多いものです。
プロジェクトのページを作る文章力が必要なのだろうかと考えたり、魅力的な写真を揃えなければいけないと焦ったりするかもしれません。
しかし、いきなりページの作成画面を開いて作業を始めるのは、あまりおすすめできません。
準備の順番を間違えてしまうと、途中で何を目指しているのか分からなくなったり、公開直前になって大幅な修正が必要になったりするからです。
クラファン相談室では、挑戦したい方の不安に寄り添いながら、迷わずに進められる手順をお伝えしています。
クラファンは、決して特別な人だけのものではありません。
手順をひとつずつ整理して進めていけば、初めての方でもしっかりと形にすることができます。
まずは全体像を把握して、心にゆとりを持って準備を進めていきましょう。

【公開前】クラウドファンディング準備チェックリスト
クラファンを公開するまでには、あらかじめ確認しておきたい重要なステップがあります。
計画をスムーズに進めるために、公開前にやっておくべき主な準備をまとめました。
まずは全体の手順を確認してみましょう。
- 目的と目標金額の整理
- リターン(返礼品)の企画と原価計算
- プロジェクトページの作成と写真準備
- 発送や問い合わせに応じる運営体制の確認
- 公開前に応援をお願いする事前案内
ここからは、それぞれのステップで意識したいポイントを順番に解説していきます。
手順1:目的と目標金額の整理
最初に行うべきなのは、なぜクラファンを行うのかという目的と、いくら必要なのかという目標金額の整理です。
集めた資金で何を実現したいのかが明確になっていないと、ページを訪れた人に想いが伝わりません。
また、目標金額を設定する際は、手元に残る資金を計算しておく必要があります。
たとえば、CAMPFIREでAll or Nothing方式を選んだ場合、手数料は17%(サービス利用料12%+決済手数料5%、税別)となります。
All or Nothing方式は、目標金額に到達しなかった場合、支援金を受け取ることができず、支援者に全額返金される仕組みです。
一方、All In方式の場合は、目標金額に届かなくても集まった資金を受け取ることができますが、集まった金額にかかわらずリターンを提供する義務が発生します。
リターンの製造費や配送費、プラットフォームの手数料、さらに税金などの経費を考慮した上で、現実的な目標金額を設定することが大切です。
手順2:魅力的なリターンの企画
支援してくれた方にお返しするリターン(返礼品)の企画を行います。
商品やサービスそのものを届けるものから、お礼の手紙や活動報告メールといった体験型のリターンまで、選択肢は様々です。
支援者が選びやすいように、低価格帯から少し高額な特別プランまで、いくつかの選択肢を用意するのが一般的です。
リターンを考える際は、準備にかかる費用や発送の手間をあらかじめ計算しておくことが欠かせません。
原価が高すぎると、目標金額を達成したのに赤字になってしまうという失敗につながるため注意が必要です。
手順3:プロジェクトページの作成と写真準備
企画が固まったら、実際にWeb上に掲載する文章と写真を準備します。
文章を書くときは、難解な専門用語を使わず、なぜこのプロジェクトを立ち上げたのかという原体験や想いを素直な言葉で綴ることが大切です。
また、文章と同じくらい重要なのが写真や画像です。
スマホで撮影した写真でも問題ありませんが、明るさや構図にこだわり、伝えたい魅力がひと目で伝わるものを準備しましょう。
CAMPFIREで公開されているプロジェクトページを見ても、1枚目のアイキャッチ画像がわかりやすく魅力的なページほど、多くの人の目を引いています。
手順4:発送や問い合わせに応じる運営体制の確認
クラファンが成功したあとの実行体制も、公開前にしっかり整えておく必要があります。
リターンの発送作業は誰がいつ行うのか、支援者からの質問には誰が対応するのかをあらかじめ決めておきましょう。
一人で全てをこなすのが難しい場合は、家族やパートナーに協力をお願いしておくのも良い方法です。
予定通りにリターンを届けられないと支援者とのトラブルにつながるため、余裕を持ったスケジュールを組んでおくことが重要になります。
手順5:公開前に応援をお願いする事前案内
ページの準備ができたら、いよいよ公開に向けた事前の呼びかけを行います。
公開されてから広く宣伝を始めるのではなく、公開前から身近な人に企画の存在を伝えておくことが極めて重要です。
家族や友人、知人、既存の顧客やSNSのフォロワーに対して、プロジェクトを立ち上げる理由と公開日をあらかじめ共有しておきます。
この事前案内が、クラファン全体の成果を大きく左右することになります。
支援の多くは初日に集まる!「呼び水」を作るための事前設計
クラウドファンディングにおいて、最も大切な事実のひとつが初動の重要性です。
CAMPFIREで公開されている様々なプロジェクトの支援推移を確認すると、支援金額の多くは公開直後の数日間に集中している傾向があります。
公開初日に勢いよく支援が集まることで、プラットフォーム内での注目度が上がり、まったく面識のない第三者の目にも留まりやすくなります。
反対に、公開してから数日経っても支援が0件のままだと、たまたまページを訪れた人も支援を躊躇してしまいがちです。
誰しも支援が入っていないプロジェクトに最初の1人として参加するのは心理的なハードルが高いためです。
このハードルを下げるために必要なのが「呼び水」という考え方です。
呼び水とは、公開直後に支援が入っている状態を意図的に作るために、事前に応援者を確保しておく設計を指します。
公開する前に、友人や知人へ個別に連絡を取り、プロジェクトに込めた想いを丁寧に伝えておきます。
「○月○日の午前10時に公開するから、もし共感してもらえたら初日に支援してもらえると嬉しい」と具体的にお願いをしておくのです。
事前に声をかけて応援してくれる人を集めておくことこそが、クラファンを成功に近づける一番の近道になります。
公開後の SNS 発信だけに頼るのではなく、公開前の地道なコミュニケーションに時間を使いましょう。
正直にお伝えします。今はまだ実施しない方がいいケースとは?
クラファン相談室は、運営会社であるfulfull株式会社のもと、挑戦したい方の思いに誠実に向き合うことを大切にしています。
そのため、どんな状況であってもクラファンをおすすめするわけではありません。
場合によっては、今はまだクラファンを実施しない方が良いとお伝えすることもあります。
たとえば、身近な知人やファンに連絡を取る気持ちになれない場合は、実施を見直した方が賢明かもしれません。
クラファンは完全に無知の第三者だけで資金が集まる仕組みではなく、知人や身内の応援がベースになるからです。
周りの人に知られたくない、あるいは個別の連絡をしたくないという姿勢のまま公開してしまうと、支援が集まらず苦しい思いをする可能性が高くなります。
また、目標金額とリターンの原価の計算ができておらず、達成しても手元に資金が残らない状態の場合も立ち止まる必要があります。
資金を集めて事業を前に進めるはずが、逆に負担が増えてしまっては本末転倒です。
さらに、スケジュールに全く余裕がなく、リターンの発送や問い合わせ対応の体制が整っていない場合も危険です。
不安な要素があるまま無理に公開ボタンを押すのではなく、まずは課題をひとつずつクリアしてから挑戦することをおすすめします。
準備に迷ったらクラファン相談室へ気軽にご相談ください
クラファンは、企画の整理から目標設定、事前の呼びかけまで、やらなければいけないことが数多くあります。
自分一人で準備を進めていると、これで本当に大丈夫だろうかと不安になってしまう瞬間もあるはずです。
手順に迷ったときや、自分たちの企画に呼び水を作れるか不安になったときは、第三者の視点を取り入れてみるのも良い選択肢です。
クラファン相談室では、あなたの挑戦したい想いをしっかりと受け止め、適切な準備の手順を一緒に考えていきます。
無理のない計画を立て、納得のいく形でスタートを切るために、一つひとつの準備を丁寧に進めていきましょう。